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- 「髪をキレイに伸ばしたい」
- 「ロングヘアだけど枝毛やパサつきが気になる」
- 「髪の毛って一度ダメージを受けるともうキレイにならないって本当なの？」
キレイなままロングヘアを維持するのって大変ですよね。 ロングヘアの方や、髪を伸ばしたい方、髪のダメージにお悩みではないでしょうか？
そこで今回は「ダメージを防いでキレイに髪を伸ばしていく方法」について、現役のプロ美容師が以下の通り解説していきます！
- 髪はダメージを受けると元に戻らない！？
- キレイに髪を伸ばしていくポイント
- 痛みの進行を抑える方法
- おすすめのヘアケア方法
キレイに髪を伸ばしていくための方法について、そのために具体的に行うべきホームケアやおすすめのサロントリートメント、おすすめのホームケア商品なども紹介していきますので、ダメージにお悩みでもキレイなロングヘアに憧れる方はぜひご覧ください！
では、早速みていきましょう！
なお、髪のダメージレベルのセルフチェック方法や痛みの原因、改善方法など、ヘアダメージについての全体像を知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。
髪はダメージを受けると元に戻らない!?
いきなり残念なお知らせになってしまいますが、ダメージした髪の毛を元の状態にまで完璧に戻すことは現在の技術では不可能です。
髪の毛はよく「死んでいる細胞」「死滅細胞」だと表現されます。 爪と同じように髪も痛みを感じることのない「角化細胞」となっており、肌のように傷がついても、元通りに修復する能力は持っていないのです。
そのため、どれだけトリートメントなどで補修しても元々の状態と同様に戻すことはできず、傷ついた部分をそれに替わるもので埋めているだけに過ぎないのです。
では、トリートメントは意味ないの？ 傷んでしまった髪はどうすればいい？
だからと言ってトリートメントなどに意味がないわけではありません。
トリートメントによって傷んでしまった部分を補修し元の状態に極力近づけることで扱いやすさとを向上し、見た目を改善できるのです！
しかし、トリートメントによる補修にも限界があります。 あくまで補修なので「少しずつ回復させていく」というようなことはできませんので、あまりにダメージが重なってくれば補修も効果が薄くなってしまいます。
それでは、どのようにしてキレイに髪を伸ばしていけば良いのでしょうか？
ダメージをケアして髪をキレイに伸ばすポイント
美しく艶やかなロングヘアを手に入れるためには、ダメージをできる限り抑えることが何より重要です。 以下の4つのポイントを意識していきましょう。
- (1) まずは極力髪のダメージを防止する
- (2) 傷んでしまった部分の進行を抑える
- (3) 傷んでしまった部分は補修してキレイに保つ
- (4) 痛みがひどい部分は切り落とす
(1) まずは極力髪のダメージを防止する
まずいちばんに意識したいのは、そもそも髪を痛ませないことです。
傷んでしまった髪は完全に元には戻せないのですから、そもそもダメージを受けないのが何よりですね。 そのために必要なのは「正しいヘアケア知識」と「毎日のホームケア」です。
正しいヘアケア知識とホームケアについては後ほど詳しく解説していきます！
(2) 傷んでしまった部分の進行を抑える
また、すでに傷んでしまっている部分についてはこれ以上痛ませないよう注意を払うことが第一です。 やること自体は(1)と同様、正しいヘアケア、毎日のホームケアです。
ショートカットなら多少ダメージを受けてもダメージが蓄積する前に切り落としてしまうので問題ありませんが、髪をキレイに伸ばしたいのならダメージを溜めないことが何より重要です。
痛み初めてきたことに気づいたところから意識を上げ、髪への負担が大きいことはせず、正しいヘアケアでダメージの進行を食い止めましょう。
(3) 傷んでしまった部分は補修してキレイに保つ
そして傷んできてしまった部分については元のように治すことはできないのですから、であれば少しでもキレイに見えて扱いやすくなるようしっかり補修していくことが大切です。
そのためにはサロントリートメントによる集中ケアが最も効果的で、そして毎日のデイリーケアでそれを維持していくようにしましょう。
ダメージが蓄積して取り返しがつかなくなる前なら十分トリートメントでキレイに見せることが可能です。
この段階でダメージの進行を食い止め、補修を続けていきましょう。
(4) 痛みがひどい部分は切り落とす
そして毛先などのダメージがひどくなりすぎてしまった時は思い切って「切ってしまう」ことも時には必要です。
ダメージが進行しすぎてキューティクルがめくれてしまったり、剥がれてしまったりすれば、そこから髪の毛内部の栄養分が流れ出てさらにダメージ部分が広がっていきます。
そのような状況を防ぐためには、いくら伸ばしている途中だとしても傷んでいる部分数センチをカットしてもらうことが大切です。これがいち早く、キレイに髪を伸ばしていくためのポイントなのです。
髪のダメージを防止する正しいヘアケア方法
以上のことから分かるように、キレイなロングヘアを手に入れるためには、何よりまず「ダメージを防止すること」が重要です。 そのためにはお伝えした通り「正しいヘアケア知識」を持つことがとても重要です。
ダメージを防止し、痛みの進行を食い止めるため以下の点に注意をしていきましょう。
- ドライヤー・アイロンを正しく使う
- オイルなどのアウトバストリートメントを利用する
- パーマや縮毛矯正などの施術を繰り返さない
- 髪をキレイに保てる計画的なヘアカラーをする
- サロントリートメントで集中補修する
- 自宅のシャンプーの品質を上げる
(1) ドライヤー・アイロンを正しく使う
まず自宅でいちばんに気をつけるべきは、ドライヤー・アイロンの使い方です。
これらの熱を使うアイテムは髪にとって負担となるもので、使い方を間違えれば髪に大きなダメージを与えます。
特にアイロンは非常に髪へのダメージが大きいので、正しい使い方を覚える必要があります。
髪のダメージを最小限にする正しいドライヤーの使い方
ドライヤーをかける時は、乾かしすぎに気をつけることが重要です。 ドライヤーで乾かしすぎてしまうことを「オーバードライ」と言って、パサつきなどダメージの原因になります。
上手にドライヤーがけをするポイントは以下の通りです。
- 根元から毛先へと向かって乾かす
- 根本付近から乾かす
- 10cm以上離して風を当てる
- ヘッドを振りながらドライヤーがけすることで、風を同じ場所に当て続けてしまうことを防ぐ
- ハンドブローしながら乾かす
このようなポイントに気をつけることで、髪に必要以上な熱を加えてしまうことを防止して、ダメージを防ぐことができます。
もっと詳しいドライヤーの使い方については以下の記事で解説しています。 参考にしてみてください！
髪のダメージを最小限にする正しいアイロンやコテの使い方
アイロンやコテは先ほどのドライヤー以上に高温の熱を用いるアイテムなので正しい使い方が重要です。
使い方のポイントは、
- 2秒以上同じ場所に当て続けないこと
- 同じ場所に何度も当てないこと
- 適性温度で使うこと
の3点です！
アイロン、コテは高温を用いるアイテムですので、使い方を間違うとダメージが非常に大きいです。
まず、2秒以上同じ場所に当て続けないことは絶対に徹底しましょう！ 髪がタンパク変性して大きなダメージを受けてしまいます。
その上で重要なのは、「同じ場所に何度も当てないこと」と「適性温度で使うこと」です。 アイロン・コテは同じ場所に2回は当てず、一発で決めていくことがダメージを抑える重要ポイントです。
そしてもうひとつ意識したいのが、適性温度で用いることです。 ただ、ここがなかなか難しいポイントです。
温度が低いほどダメージは少ないのですが、あまり温度が低いとうまくスタイリングできず、一髪で決めることができなくなってしまいます。
何回も当てるくらいなら温度を上げたほうがダメージが少ないので、髪質やダメージ、あるいは自分の技術に合わせて温度を決めるようにしましょう。 おすすめは170度くらいです！
(2) オイルなどのアウトバストリートメントを利用する
オイルトリートメントなどのアウトバストリートメント、つまりは「洗い流さないトリートメント」は積極的に利用したいものです。
ただ見た目よくスタイリングするのに役立つだけでなく、髪同士の滑りをよくして摩擦を防止したり、熱や紫外線による影響を小さくして髪をダメージから守る効果があります。
お出かけ前のスタイリング時はもちろん、お風呂上がりのドライヤー前にもぜひ利用するようにしましょう。
(3) パーマや縮毛矯正などの施術を繰り返さない
パーマや縮毛矯正などといった髪の形を薬剤の力で変えるような施術はどうしても髪への負担は避けられません。
特に縮毛矯正は髪への負担が大きく、繰り返すと大きなダメージにつながってしまうので気をつけましょう。
https://ideal-hairsalon.com/ideal-commitment/ideal-specialmenu/specialmenu-perm
(4)髪をキレイに保てる計画的なヘアカラーをする
パーマや縮毛矯正はまだしも、ヘアカラーだけはどうしても定期的に行わなければならないものですよね。
どうしたって1〜2ヶ月に1回程度染め直していく必要があります。
であるからこそ大事なのは毛先への負担を最小限に抑えること。 ロングヘアの方、ロングヘアにしたくて伸ばしている方はヘアカラーをする際以下の2点を意識すると良いでしょう！
- 絶対にホームカラーはしない
- 担当美容師と先を見据えたカラー施術を行う
絶対にホームカラーはしない
まず前提として、髪をキレイに伸ばしたいのならホームカラーは絶対にやめたほうが良いです。なぜホームカラーがいけないのかと言うと、
- 薬剤のパワーが強すぎる
- 自分ではうまくリタッチできない
- 薬剤塗布のスピードが遅くてムラや無駄なダメージが増える
などの理由からです。
ホームカラーはカラーについての知識や技術がない素人でも誰でも染められ、かつどんな髪質の方でも染まるようにと考えて作られています。
したがって、薬剤のパワーを限界まで高く設定しているのです！！
それに対してサロンカラーはお客様の髪の状態やご希望に合わせて必要なパワーに調整して薬剤を用いることが可能です。
しかも、それをプロの技術でムラなくスピーディーに、かつ痛ませないように塗ることができますし、リタッチという根本の伸びた分だけを染めることも可能です。
だから強い薬剤をプロの技術と知識なしで施術するホームカラーとはダメージがかなり変わってくるのです。
【参考記事】
セルフカラーで髪は痛む？ 本当の怖さは頭皮ダメージ！ プロが解説ヘアカラーの本当
担当美容師と先を見据えた計画的なカラー施術を行う
サロンでのヘアカラーなら、根本の伸びた分だけを染める「リタッチ」や、すでに明るくなっている髪に対してほぼ痛ませないで色味の補充だけをする薬剤の使用などが可能です。
これらをうまく利用して、少し先まで見据えたカラー施術をしていくと髪をキレイに保ち続けることが可能です。
例えば、以下のような感じです！
- 初回 : 全体を適度な明るさ（8レベル）に整える
- 2回目 : 伸びた根本だけ同じ色でリタッチする
- 3回目 : 明るさは変えずカラーチェンジ。中間〜毛先には痛ませないカラー剤で色味補充だけをする
- 4回目 : リタッチのみ
- 5回目 : 季節に合わせて6レベルにトーンダウン。中間〜毛先は色味補充のみで痛ませない
- ・・・
このような感じで長期計画を立てれば、同じ部分に何回もアルカリを使ったダメージのある施術をしないで済みます。
ポイントは先を見据え、無駄のない計画的な施術をしてダメージを最小に抑えることです！
ぜひご担当の美容師さんと相談してみてください。
(5) サロントリートメントで集中補修する
痛みが気になり始めたしまったならやはり重要なのはサロントリートメントによる集中ケアで補修することです。
サロントリートメントはそれなりの料金と施術時間がかかってしまうため負担がかかりますが、やはりそれだけの効果を実感するはずです。
おすすめのサロントリートメントについては次章解説いたします！
(6) 自宅のシャンプーの品質を上げる
そして毎日自宅で使うシャンプー剤を変えることはダメージケア、髪質改善として大きな影響があります。
シャンプー剤は100円ショップで売っているようなものから1本5,000円以上するサロン専売品まであり、効果もピンキリです。
特に大きいのは洗浄成分の違いによる影響です。 市販のシャンプーでよく用いられている硫酸系や石けん系の洗浄剤は安いですが洗浄力が極めて高く、すでに痛みを受けているような髪にとっては日々のシャンプーがダメージを進行させる要因にすらなってしまいます。
おすすめなのは、洗浄力がマイルドで髪にとってメリットが大きいPPT系・アミノ酸系・ベタイン系のシャンプーです。
代表的な洗浄成分は以下のようなものがありますので、シャンプー選びの参考にしてみてください！
- PPT系
- ココイル加水分解コラーゲンK
- ラウロイル加水分解シルクNa
- ココイル加水分解ケラチンK
- アミノ酸系
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウロイルメチルタウリンNa
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルサルコシンNa
- ココイルグリシンK
- ベタイン系
- コカミドプロビルベタイン
- ラウロイルプロビルスベタイン
- ココアンホ酢酸
傷んでしまった髪を補修するには？ おすすめのトリートメントやシャンプーは？
普段からのケアで髪をできる限り痛ませないのが一番ではありますが、気をつけていても痛んでしまうことはあるかと思います。
そんな時は前述の通り痛みの進行を抑えつつ、しっかりケア・補修して見た目と扱いやすさを改善するのが何よりです。
具体的には、
- サロントリートメントで集中ケアする
- 自宅のシャンプー・トリートメントでサロントリートメントの効果を持続させる
- アウトバストリートメントでさらなるダメージを押させつつキレイにまとめる
と言ったことを続けることで、キレイな髪を維持しながら伸ばしていくことが可能です。
それでは、どんなサロントリートメント、どんなホームケア商品を使うのがおすすめでしょうか？
(1) ポイントは相性の良いサロントリートメントとホームケアで相乗効果を狙う！
意識したいのは、サロントリートメントとホームケアの相性です。それぞれ高品質なものを実施すればそれでも十分ではあるのですが、できることならそれらの相性を考えてあげるとさらに効果が高まります。
ですので、担当の美容師さんと相談してどのようなものを使うか選ぶか、あるいはサロントリートメントとホームケア商品のシリーズを合わせてしまうのがおすすめです！
(2) おすすめのサロントリートメント・ホームケア商品は？
それを踏まえるとおすすめはサロントリートメントもホームケア商品も揃っていて、かつ髪質に合わせて使い分けができる『TOKIOトリートメント』です！
TOKIOトリートメントによるサロンケア
サロントリートメント【TOKIOインカラミトリートメント】が非常に有名ですね！
TOKIOシリーズは特許申請の独自技術「インカラミ反応」によって髪を内部からしっかり補修し、さらに質の高い「ハイブリッドポリマー」や髪に本来存在している「18-MEA」などによって表面補修も高いレベルで行ってくれるトリートメントです。
しかもノーベル賞受賞の注目成分「フラーレン」を配合し、高い抗酸化作用で髪を紫外線や活性酸素によるダメージから守ってくれます。
サロンケアとしては通常の【TOKIOインカラミトリートメント】でも毛髪強度補修率140%を誇っていてとても効果的ですが（通常のサロントリイートメントは105%ほどです）、ダメージが気になる方にはさらにハイグレードな【TOKIOハイパーインカラミ】というメニューも一部の認定サロンでは用意されています。
ハイパーインカラミは毛髪強度補修率160%を誇るとても高品質なトリートメントですので、ハイダメージにお悩みの方には非常におすすめです。
TOKIO IEによるホームケア
さらにTOKIOシリーズならホームケアラインナップも充実しており、【TOKIO IE インカラミ】シリーズのシャンプー・トリートメントを使うことで自宅でもインカラミ反応により日々髪の補修が可能です。
【TOKIO IE】シリーズはアウトバストリートメントもオイル系とミスト系の2種類がありますので、どちらか自分に合ったものを使うことでダメージから髪を守ることが可能です。
TOKIOシリーズのサロンケア・ホームケアで日々ダメージを抑えて修復していくことで、キレイな髪を保ちながらロングヘアへ伸ばしていくことができるでしょう！！
まとめ
以上、今回は「ダメージを防いでキレイに髪を伸ばしていく方法」について解説いたしました。今回の内容をおさらいしておきましょう。
- 正しいヘアケアでまずはそもそも痛ませない
- 傷んでしまったらよりヘアケアに気を遣いダメージの進行を食い止める
- 傷んでしまったらサロントリートメント等で補修してキレイに保つ
- 痛みがあまりにひどい部分は切り落とす
- ヘアケアについて正しい知識とより良いケアアイテムを使ってキレイを維持する
美しいロングヘアを維持したいのならとにかく正しいヘアケア知識をつけていくことが重要です。
担当美容師と相談しながら計画的なカラー、サロントリートメントをしてもらって、正しいホームケアをしていくことでキレイな艶髪ロングヘアが実現します。
IDEALでは前述の通り認定テクニカルサロンとしてTOKIOトリートメントを扱っています。また、さらにオススメなオリジナルメニューも用意しています。
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