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あなたはヘアケア、しっかりできておりますか？
髪の痛みが気になっていたりはしないでしょうか？？
髪が痛んでしまったときは「トリートメントして治したい！」と思うのが一般的だと思います。
トリートメントとひと口に言っても、自宅でシャンプーの後につけるようなホームトリートメントと、美容室でプロにやってもらうサロントリートメント(業務用トリートメント)があります。
サロントリートメントは非常に高価なものまでありますが、実際のところ何がどう違って、どのくらい効果があるのでしょうか？
そんな気になる「サロントリートメントとホームトリートメントの違い」について、今回は美容歴20年以上の現役プロの僕が日本一わかりやすく解説いたします！
この記事では以下のようなポイントを解説していきます。
- サロントリートメントの効果や特徴について
- 効果の持続性について
- おすすめのサロントリートメントについて
なお、トリートメントの全体像について知りたい方は「美容師が選ぶおすすめトリートメント8選！理想の仕上がり別アイテム選びのコツを紹介」の記事も合わせてご覧ください。
それでは、みていきましょう！
サロントリートメントって効果はあるの？
さて、まずさっそく本題の「サロントリートメントの効果」について解説しましょう！
- サロントリートメントの効果
- サロントリートメントの特徴
- ホームトリートメントとの違い
について詳しく解説していきます。
(1) サロントリートメントの効果
予想通りかも知れませんが、サロントリートメントはやはりホームトリートメントとは比にならないほどの効果があります。
サロントリートメントの効果は用いるトリートメントの種類によってもちろん変わりますが、ざっくりと紹介すると以下のような効果が見込めます。
- 痛んだ髪に栄養を補給をしてハリやしなやかさを回復させる
- パサつく髪に潤いを与え、しっとり感を取り戻す
- フワッと軽やかに立ち上がる健康的な髪質にする
- 絡まる髪を改善し、指通りを良くする
- くせやうねりを抑える
- パーマやカラーなどでアルカリ性に偏ってしまった髪を本来の弱酸性へと戻す
栄養の補給
トリートメントの大きな役割のひとつは髪に栄養を補給することです。 それによって加齢やダメージで細ってしまった髪にハリやしなやかさを取り戻したり、潤いを与えてしっとりと仕上げたり、フワッと軽やかに仕上げたりすることができます。
サロントリートメントの中でも特に「システムトリートメント」と呼ばれる複数のトリートメント剤を用いるものは栄養を補給する効果が高いです。
それぞれの薬剤が違った役割を果たして効果的に栄養分を補充することが可能です。
もちろんホームトリートメントも栄養を補給する効果は備えておりますが、サロントリートメントとホームトリートメントでは扱っている成分の質や量が全く違います。さすがに値段が違うだけのことはあるということですね！
髪を本来の弱酸性に戻す
多くのサロントリートメントは「髪を本来の弱酸性に戻す」という効果を持っています。これはパーマやカラーなどの施術をした後に大きな効果を発揮します。
パーマやカラーをするとどうしても髪がアルカリ性に偏ってしまうのですが、それは普通だと日々の生活の中で空気中に含まれる二酸化炭素などの影響で徐々に弱酸性へと戻っていきます。アルカリ性に偏ったままの髪は髪表面の「キューティクル」という”うろこ状の皮のようなもの”が開いたままの状態になっていて、髪内部の栄養分（「間充物質」または「CMC」と言います）が流出しやすくなっているのです。また、デリケートな状態でダメージを受けやすい状態とも言えます。
そこで、カラーやパーマをした後にそのままサロントリートメントを行うと、髪を本来の弱酸性へと戻すことができます。 そうすることでキューティクルが引き締まり、間充物質の流出を防ぎ、髪のバリア効果を高めることができますので、さらなるダメージを受けてしまうことを防げるのです。
(2) サロントリートメントの特徴
サロントリートメントには、ホームトリートメントと違って以下のような大きな特徴があります。
- 髪のプロフェッショナルである美容師がお客さんの髪の状態をしっかりと見極め、
- それに合わせて最適なトリートメントをチョイスして、
- プロの技術と材料、機材を駆使して時間をかけて施術を行う
そのため、お客さんの髪質やダメージ、なりたいイメージに合わせたトリートメント剤を使い、髪全体にまんべんなく栄養補給することができます。
このような使い分けをプロ目線で行えるのも大きいメリットだと言えるでしょう。
(3) ホームトリートメントとの違い
サロントリートメントとホームトリートメントには大きな違いがあります。というか、もはやまったく違うものと言ってもいいくらいです！！
違いを挙げるなら、以下のような点が違うと言えるでしょう。
- 成分・効果・仕組み
- どのようにやるか？
- お手軽さ
- 効果の持続力
- 価格帯
成分・効果・仕組み
サロントリートメントとホームトリートメントはなぜまったくの別物なのかと言いますと、成分の質がまったく違い、効果や仕組みもまるで異なるからです！！
サロントリートメントにもいろいろありますが、基本的に目指すものは「髪に栄養を与えて修復すること」です。 そのためにどのような成分をどのように入れていくかはトリートメント剤の種類によって違いますが、根本的な考えは以上の通りです。その結果として髪がきれいになるのです。
それに対して、ホームトリートメントが目指すものは「髪をきれいに見せること」です。 ホームトリートメントにも栄養成分は含まれていますが、量が少ない上にそれを髪の内部にまでしっかりと浸透させるような工夫が十分にできていません。
それでもお客さんに満足感を与えなくてはならないため、ホームトリートメントは「表面加工して綺麗に見せる」ための成分がたっぷりと入っているのです！！
代表的なものは「シリコン」です。 シリコンは近年悪者にされてしまいがちな成分ですが、メリットももちろんあって一概に悪だというものではありません。
シリコンは髪の表面をコーティングする物で、髪を外部の刺激から守ってくれたり、髪の手触りを良くしてくれたりするのです。そのため、絡まってしまう髪の潤滑性を良くして指通りを良くして改善するというメリットがあります。
ただし、髪の内部は根本的によくなっているわけではないので注意が必要です。
また、シリコンには確かにデメリットもあります。シリコンによるコーティングはカラー剤やパーマ剤、あるいは内部補修してくれるようなトリートメント剤の作用を弱めてしまいます。
そのため、次回のパーマやカラーの際は、シリコンによるコーティングを剥がすためにより強力な薬剤が必要となる場合もあります。
特に、ホームカラーと組み合わせてシリコンが多いシャンプー・トリートメント剤を使用すると、ホームカラーでアルカリ性に偏ったままシリコンで髪がコーティングされてしまうので、弱酸性に戻るのが遅れてそのぶん内部の痛みが進行してしまうという大きなデメリットがあるのです。
【参考記事】
セルフカラーで髪は痛む？ 本当の怖さは頭皮ダメージ！ プロが解説ヘアカラーの本当
ホームトリートメントとして使っているのはほとんどの場合市販のものだと思いますが、市販のトリートメントはサロントリートメントと違って、コーティング成分がたくさん配合されており、栄養補給の成分は少量しか配合されていないのです。
トリートメントのやり方と手軽さ
トリートメントをどのように行うか、どれだけ手軽かもサロントリートメントとホームトリートメントでは大きく違います。
サロントリートメントはそもそも美容室でしか行えませんし、家でのトリートメントと違って、施術が非常に丁寧なので、そのぶん時間がかかってしまうという特徴があります。
ホームトリートメントは毎日のお風呂の際に簡単に行えるという手軽さが便利ですが、先ほど見た通り効果はあまりありません。
それに対してサロントリートメントは美容師という髪のプロが、その人の髪質、髪の状態をしっかりと見極め、その人に合ったトリートメントの方法や種類を選んでくれます。そして、それを丁寧に、かつ時間をかけながら施術してくれますので、サロントリートメントは圧倒的に効果が高いのです。
効果の持続力
効果の持続力もサロントリートメントとホームトリートメントとでは圧倒的に違います。 これについては次章で解説いたします。
価格帯
そしてもう一つの違いが価格帯です。
市販のホームトリートメントは1ヶ月以上使えるボトルで1,000円以下で買うことができます。 ちょっと良いものを選んでヘアパックのようなものだとしても、たいていは2,000円前後あれば買えるかと思います。
しかしながら、サロントリートメントは1回の施術で2,000円〜4,000円程度かかるものが多く、グレードの高いものだと10,000円以上する場合もあります。
これだけ値段が変わってしまう理由は、簡単に言ってしまえば「使っている成分の質」と「プロの技術が必要だという人件費」の2点です。 結局のところ、値段がやすいトリートメント剤は、それでも利益が出るように安い成分しか使えないのです。
サロントリートメントの効果はしばらく持続する！！
続いて、サロントリートメントの大きな特徴ある「効果の持続力」について解説いたします。
- サロントリートメントの効果の持続力
- サロントリートメントの効果をより長持ちさせる方法
について理解していきましょう！
(1) サロントリートメントの効果の持続力
サロントリートメントは確かに効果が高いのですが、一回施術すれば完全に髪が元に戻って「もう大丈夫！」とはなりません。とは言え、ホームトリートメントとは違って1日経ってシャンプーしたらおしまいってものでもなくて、長い間トリートメント効果が持続するのです！
サロントリートメントの持続期間はトリートメントの種類や髪質、ダメージの状態にもよりますが、多くの場合2週間から１か月程度は続きます。
ただし、あまりにも強いダメージ毛ですと１週間で効果が感じられなくなる場合もあるので注意が必要です。
(2)サロントリートメントの効果をより持続させる方法
かなりダメージが強く、サロントリートメントの効果が短くなってしまうような人でも効果期間を長くする方法があります。
まずは、「髪にできるだけダメージを与えない」ということです。カラーやパーマはサロントリートメントをする前に済ませておき、普段もドライヤーやアイロン、コテの使い過ぎに気をつけるようにしましょう。
特に、髪は高温に弱いので、ドライヤーやアイロンをする前にオイルなどのアウトバストリートメントで髪をコーティングして、熱から守ると良いでしょう。
また、ドライヤーの熱風を同じところに３秒以上当てないようにして、アイロンは180℃以上の高温で一気に伸ばし、同じ箇所には何度もアイロンがけせず、当てている時間も短くするように気をつけましょう。
自宅のシャンプー等を美容室専売品に買えるのもおすすめ
シャンプーを、サロントリートメントを受けた美容室のシャンプーに変えると、効果の持ちをよくするのに非常に有効です。サロンシャンプーのほとんどは洗浄力がマイルドで髪に対してダメージを与える心配がありません。補修性能があるものならばなおよいでしょう。
また、サロントリートメントと同じシリーズのシャンプーやホームトリートメントがあるなら相乗効果を発揮できるので極めて効果的でしょう。
おすすめのサロントリートメントを紹介！
さて、そんな効果の高いサロントリートメントですが、いろんな種類があってどれを使えばいいのか迷ってしまいます。そこで最後に、おすすめのサロントリートメントを紹介したいと思います！！
はい、TOKIOトリートメントですね。笑
ちょっと話を真面目に戻しますと、単に営業だとかじゃなくて、プロとして真剣におすすめです。
TOKIOトリートメントは美容の最先端・パリでも高い評価を受けた日本が誇る優秀なトリートメントです。他のサロントリートメントと比較してもさらに「根本的な髪質改善」の効果が高く、驚異の毛髪強度140%以上を叩き出しています！
tokioトリートメントは、サロントリートメントの中でもトップクラスの補修力を持っています。特徴は
- 特許申請技術「インカラミ反応」という化学反応
- 140%以上の毛髪強度の回復力
- ノーベル賞受賞の注目成分「フラーレン」の配合
などがあります。
インカラミという化学反応は、低分子ケラチン、つまりかなり小さく、髪の内部まで入り込むことが可能なケラチンを浸透させて、髪の中で絡み合わせる反応です。そうすることで、かなり小さかったケラチンが高分子化、つまり大きい状態になり、髪の外に出にくくなるのです。
このインカラミという技術によって内部にケラチンをとどまらせるという事が可能になるので、補修力・持続力がかなり高くなります。
また、フラーレンという成分は、強い抗酸化作用を持っていて、活性酸素の除去にとても効果のある成分です。
人間の頭皮は皮脂が他の体の部位の何倍も多く分泌されるうえ、太陽の紫外線も良く当たることで活性酸素による細胞の死滅が起きやすいのです。頭皮環境が悪化し、薄毛やうねりの原因になってしまいます。
フラーレンはそのような悪影響を及ぼす活性酸素を除去してくれるため、頭皮環境の改善にとても効果があります。また、髪のダメージの原因である紫外線も防いでくれるため、ダメージ予防にも効果があるのです。
効果は劣るが手軽なハホニコトリートメントもおすすめ
TOKIOトリートメントは当店一押しの効果の高いトリートメントですが、そのほかにもプロ目線でおすすめできるサロントリートメントをもう1つ紹介しておきましょう。それがハホニコトリートメントです。
また、TOKIOトリートメントに比べて価格帯が安めなで施術時間が短いのもおすすめなポイントです。だいたい2000円〜4000円くらいが相場ですし、30分程度で施術が終わります。 このお手軽感も魅力のひとつですね。
ただし、TOKIOトリートメントと違ってシリコンは多めに配合されているので、正直に言えば「根本解決よりはその場の綺麗さ重視」であることは否めません。その点は十分に注意が必要でしょう。
4. まとめ
以上、「サロントリートメントとホームトリートメントの違い」について、プロ目線で非常に詳しく解説させていただきました！
今回のポイントをまとめておきます。
- サロントリートメントは非常に大きな効果がある。 プロがしっかりカウンセリングして適切なトリートメントをチョイスし、質が高く高価な成分を用いたトリートメント剤を使い、よりそれがしっかり浸透するようプロの技術で施術を行うからである
- サロントリートメントはたいてい2週間〜1ヶ月ほど効果が持続する。(種類やダメージにもよる)
- 効果の持続期間を延ばすならサロンシャンプーを使用したり、アウトバストリートメントを使ったりするなど、できるだけダメージを与えないような工夫をすると良い
- サロントリートメントは特許申請技術を用いて根本解決を促せる「TOKIOトリートメント」が圧倒的におすすめ！ コスパ重視で「とりあえず」のサロントリートメントなら「ハホニコ」がおすすめ
以上で見てきた通り、サロントリートメントとホームトリートメントではまったくもって効果も使い方も持続力も違います。
確かにコストがかかってしまうというデメリットがありますが、効果がないものにお金を払い続けるより、根本的に解決を図っていく方が長い目で見たら遥かにお得だとも言えます。
当店おすすめのTOKIOトリートメントについて詳しく知りたい方は、まずはこちらをご覧ください！
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