今まで10万人以上の髪に触れてきた、髪質改善専門の【美容院IDEAL高田馬場】オーナー久保真介が「髪質に悩むお客様」のために考案した
毎月400名以上のお客様が「強くしなやかな艶髪」を叶えています!
「『誰もが憧れる艷やかな美髪』...取り戻しませんか?」
「髪の毛がザラザラ。。。ツヤツヤになりたい!」
「なんか触ると髪の毛がボコボコしてる?!」
そんな髪の毛のトラブル、どうしても気になりますし、悩んでしまいますよね。
どうすればそんなザラザラ・ボコボコな髪を改善して、ツヤツヤの美髪になれるのでしょうか?
ザラザラやボコボコの髪の毛には、必ず原因があります。原因を理解し、適切なケアを行えば悩みは解決するはずです!
今回は
- 髪の毛がザラザラ・ボコボコになる3つの原因
- ザラザラ・ボコボコ髪の改善方法
- 自宅でできる3つの対策方法
- ザラザラ・ボコボコ髪を上手に隠して可愛く!長さ別ヘアアレンジ
などを解説していきます。ザラザラ・ボコボコの髪にお悩みの方、一緒に悩みを解決していきましょう!
また、ダメージヘアについてもっと詳しく知りたい方は「ダメージヘアを治す方法|自宅でのヘアケアとサロントリートメント」も合わせてご覧ください。
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髪の毛が陰毛みたい…ザラザラ・ガタガタする主な原因は?

「髪の毛が縮れてザラザラ…まるであそこの毛みたいで恥ずかしい!」
美容師をしていると、そんなコンプレックスをお持ちのお客様がご来店されることがあります。
そんな髪の毛の悩みには、必ず原因があります。原因は主に、
の3つのパターンに分かれます。
まずは原因を理解することで正しい改善方法・対策をすることができます。自分の場合、どれが原因となっているのか理解していきましょう。
原因1|ドライヤーやコテ、乾燥などによるダメージ
以下のようなヘアダメージが原因となっている可能性が考えられます。
など、日々の生活の中でダメージを受け続けています。
髪の表面にはツヤや手触りを良くするキューティクルがあり、ヘアカラーや紫外線など外部からの刺激によって、髪表面のキューティクルが剥がれるのがザラザラの原因です。

原因2|老化やホルモンバランスの変化
2つ目の原因として、エイジングやホルモンバランスの変化が考えられます。
年齢を重ねるとお肌のハリが失われてきたり、しわが増えたりするように、髪の毛もエイジングの影響を受けます。
加齢によって女性ホルモンやコラーゲンなどが減少することにより、髪の毛が正常に作られなくなってしまうのです。
加齢に限らず、ホルモンバランスが乱れてしまうと同様のことは起こります。
エイジングやホルモンバランスの乱れの影響は白髪や薄毛などに限らず、健康な髪を作る機能が低下してしまうことによって
などといった症状が出てしまうのです。

原因3|遺伝などもともとの髪質
遺伝による生まれつきの髪質も原因の一つとして考えられます。
例えば黒人の方は、硬くてチリチリとしていて、強く縮れた髪の方が多く見られます。これは遺伝的なくせ毛の一種で、縮毛と呼ばれています。
縮毛の髪の毛は触るとザラザラ・ボコボコした手触りをしています。
このように、遺伝により元々の髪質でザラザラ・ボコボコしてしまっている場合もあるのです。

ザラザラ・ボコボコ…くせ毛にも種類がある|タイプ別の特徴や見分け方

遺伝的なくせ毛には5つの種類があります。その中には先ほど紹介した「縮毛」のように、ザラザラ・ボコボコした手触りの原因となっているものもあります。くせ毛の種類を把握することで、するべき対策の仕方や注意点を知ることができます。
そこで、くせ毛の種類や特徴、見分け方を紹介いたします。くせ毛には、次の5つの種類があります。
- 波状毛(はじょうもう)
- 縮毛(しゅくもう)
- 捻転毛(ねんてんもう)
- 連珠毛(れんじゅもう)
- 加齢うねり
波状毛|くせ毛のほとんどはこのタイプ
日本人に多くみられるのが、この波状毛タイプのくせ毛です。髪の毛がS字のように、なみなみと大きくカールしています。
くせ毛の強さは人それぞれですし、場所によっても癖が強いところとそうでもないところがあることが多いです。
波状毛タイプの方は髪が細いことが多いです。
くせ毛に悩むことはありますが、手触りは基本的に直毛と変わらず、サラサラしています。
縮毛|チリチリと縮れたタイプ
縮毛は先ほど少し説明した通り、黒人の方に多く見られるチリチリと強く縮れた髪の毛です。
髪が硬い方が多く、触るとザラザラした質感で艶がありません。
捻転毛|髪の毛の途中からねじれるタイプ
捻転毛は、1本の髪の毛が細かい螺旋状にスパイラルしているくせ毛を言います。
非常に細かくねじれているため、一見すると直毛のように見える場合も多いですが、1本の髪の毛をとって指でなぞるように触ってみると、ザラザラ・ボコボコした手触りです。
捻転毛が見られることは珍しく、毛髪疾患の一つと考えられています。子供の方が見られることが多く、成長と共に自然治癒する場合も多いです。
また、アトピー性皮膚炎の方は捻転毛になりやすい傾向があります。
連珠毛|折れやすく切れやすいタイプ
連珠毛は、数珠のように、一本の髪の毛に細い部分と太い部分とがありボコボコしている髪の毛を言います。
連珠毛は細くなった部分から折れてしまったり、切れてしまったりしやすいくせ毛です。
連珠毛も捻転毛と同じく毛髪疾患の一つであり、やはり子供やアトピーの方に多く見られます。成長と共に自然治癒することが多いのも同様です。

加齢うねり|年齢を重ねることで強調されるタイプ
原因で説明した通り、加齢が進むと髪質が変化してきます。このように加齢の影響を受けてうねうねした髪の毛のことを「エイジング毛」と呼ぶことが多いです。
エイジング毛は前述の通り、
などの特徴があります。もともと波状毛のくせ毛だった方も、エイジングの影響で癖が強くなる場合があります。

捻転毛や連珠毛は髪の一部のみに見られることも多いです。そのため、見つけたザラザラ・ガタガタの髪を抜いてしまいたくなることもあるかと思います。
しかし、結論としては「髪を抜くのは絶対NG」です。ザラザラの髪の毛を抜くことでその場の満足感はあるかも知れませんが、デメリットやリスクがとても大きいのです!
- 毛穴の形が変形し、くせ毛が悪化する
- 毛穴が傷ついて雑菌が入り込むことで、傷み・かゆみ・フケの原因になる
- 抜いた部分の毛が生えてこなくなることもある
- 癖になって「抜毛症」という精神的な病気になってしまうことがある
①〜③は髪・頭皮に直接関係するデメリットです。髪の毛を抜くことで毛穴が傷つき、変形してしまうリスクがあります。そうなるとくせ毛が悪化したり、フケが発生したり、最悪の場合その毛穴からもう髪が生えてこなくなってしまうことすらあるのです。
もっとも怖いのは、毛を抜くのが癖になって「抜毛症」を患うことです。抜毛症は精神的な病気で、一度抜毛症になってしまうと、無意識的にザラザラした髪の毛を探しては抜き続けてしまいます。
いくらザラザラの髪が気になったとしても、絶対に髪の毛を抜くのはやめましょう。
(コラム終)
【原因別】ザラザラ・ボコボコ髪を改善する方法

髪がザラザラ・ボコボコになってしまう原因が理解できれば、それを踏まえて改善していくことができます。
①熱やダメージでザラザラ|トリートメントする
ヘアダメージが原因で髪がザラザラ・ボコボコになってしまっているなら、髪のダメージを補修し内部・表面ともに健康な状態に戻してあげることで改善することができます。
自宅でのシャンプー・トリートメントをダメージ補修効果の高いものに変えてあげると効果的です。
ダメージ補修なら、美容室のトリートメントで有名な「TOKIOトリートメント」が展開するホームケア商品『TOKIO IE』シリーズがおすすめです。

TOKIO IEシリーズのシャンプー・トリートメントをセットで使うことで、サロンのTOKIOトリートメントと同じ特許技術『インカラミ反応』を毎日のバスタイムで発揮することができます。
インカラミ反応は、髪のダメージ補修に重要なケラチンタンパクを髪の内部に効果的に浸透させ、持ちをよくする技術です。

TOKIO IEには
- バランスの良い「プラチナム」シリーズ
- 剛毛の方におすすめなしっとりタイプの「プレミアム」シリーズ
- 頭皮ケアを重視したい方におすすめな「ヘッドスパ」シリーズ
の3つのラインナップがあります。どれもおすすめですので、自分にあったものをチョイスして試してみると良いでしょう!

②老化やホルモンバランスの変化でザラザラ|頭皮を健やかに保つ
エイジングやホルモンバランスの乱れによって髪がざらついてしまっている場合、頭皮環境を改善してあげることで改善が見込めます。
エイジングやホルモンバランスの乱れの影響は、髪より先に頭皮に現れているからです。
おすすめは、「頭皮マッサージ」と「頭皮クレンジング」です。
頭皮マッサージをすることで、頭皮の凝りを解して血行を改善することができます。ざらつくくせ毛の改善が期待できるだけでなく、薄毛の予防にもなります。
頭皮クレンジングは、シャンプーだけでは落とし切れない毛穴の詰まりを綺麗にしたり、頭皮で繁殖した雑菌を除去するためのものです。
毛穴の詰まりや雑菌を除去することで、健康な髪が生えるベース造りができます。


③髪質などの遺伝でザラザラ|髪質改善ヘアエステを受ける
遺伝的なくせ毛などが原因で髪がザラザラ・ボコボコしてしまっている場合、ダメージケアや頭皮ケアなどを気をつけていても、根本的な改善が難しい場合もあります。
そんな時は、美容室でプロの力を借りるのが効果的でしょう。
手触りがザラザラする・ボコボコするといった髪質の悩みを改善するには、当店の『天使の髪質改善ヘアエステ』のような、髪質改善メニューがうってつけです!

当店の人気メニュー『天使の髪質改善ヘアエステ』では、日本全国でも導入店舗が限られた世界一の活性ケラチンなどの厳選素材を使用して、お客様の髪質・悩みに合わせて完全オーダーメイドのオリジナルトリートメントを作ります。
髪が
- ザラザラする
- ボコボコする
- うねうねする
- チリチリする
などといった髪質の悩みにはうってつけです。
生まれ持ったくせ毛にお悩みの方は縮毛矯正をかけている方も多いかと思いますが、縮毛矯正以外の改善方法はないのでしょうか?
例えば、美容室の
などのメニューで改善できることもあります。


また、生まれつきはくせ毛ではなかったはずなのに後天的にくせ毛になってしまった場合、生活習慣を改善することで治る場合もあります。
くせ毛がさほど強くない場合はドライヤーの掛け方やストレートアイロンの使用でクセを上手に抑えてセットできることもあります。

縮毛矯正は確かにくせ毛改善にはもっとも効果的な手法ですが、ダメージが大きくリスクもあります。さらに、くせ毛の種類やダメージの程度によっては縮毛矯正をかけられない場合もあります。

信頼できる美容師に相談して、適切な改善方法を相談してみると良いでしょう。
(コラム終)
ザラザラ・ガタガタ髪の対策3つ|スタイリングで対策する

「ザラザラ・ガタガタ髪でも、可愛く、かっこよくセットしたい!」
改善方法を知ってもすぐに実践できるとは限りませんし、すぐに効果が出る方法ばかりではありません。やっぱりいますぐできる対策がしたいところです。
ザラザラ・ボコボコの髪でもスタイリングの仕方でだいぶ対策することが可能です。有効なスタイリング方法を覚えて身につけましょう!
- 正しいブローで髪を乾かす
- ストレートアイロンを使う
- ワックスやオイルなどのヘアアイテムを使う
対策1|正しいブローで髪を乾かす
髪がザラザラ・ボコボコしてしまうのは、髪の表面が整っていないためです。
正しくブローを行うことで次のような効果が得られます。
髪は濡れている状態から乾く時に形が固定される性質があるため、綺麗にブローすることで理想のスタイルが作りやすくなります。
さらに、髪のキューティクルや毛束の面も整うため、艶々で美しくもなります。
ブローをするポイントは次の4点です。
以下の記事ではブローのやり方や正しいドライヤーの掛け方を詳しく解説しております。あわせて読んでみてください!

対策2|ストレートアイロンを使う
ストレートアイロンは髪質の悩みで綺麗にセットできない方の心強い味方です。簡単にサラサラなストレートヘアを作ることができますし、使い方次第で内巻きのカールなんかも作ることができます。
ただし、ストレートアイロンは高熱を扱うため、間違った使い方をしてしまうと髪がダメージしてしまいます。ストレートアイロンを使用する際のポイントは次の通りです。
特に、濡れた状態の髪にアイロンを当てることは絶対にやめましょう。タンパク変性により、髪に深刻なダメージを与えてしまいます。
そしてアイロンはできるだけ一発で決めていき同じ場所に何度もアイロンを通さないようにします。
同じ場所に2〜3秒以上アイロンを当て続けると、髪が150度以上まで熱せられてしまい、変性・硬化して大きなダメージとなります。
設定温度は低ければ低いほど髪への負担は小さくなりますが、温度が低いとうまくスタイリングしにくいため、170度くらいが最適でしょう。

対策3|ワックスやオイルなどのヘアアイテムを使う
ブローとストレートアイロンで髪のベースを整えたら、最後はヘアワックスやオイルトリートメントなどのスタイリング剤を使用しましょう。
髪のザラザラ感・ボコボコ感を目立たせず、綺麗にスタイリングするには必須です。
おすすめはシリコンインの洗い流さないトリートメントです。シリコンは何かと悪者にされがちかと思いますが、メリットも大きく使い方さえ分かっていればとても優秀な成分です。特にざらつきなど手触りが気になる方にはうってつけです。
例えば、
- ダメージ予防効果が高い『TOKIO IE アウトカラミ プラチナムオイルトリートメント』
- モデルや女優さんにも人気の『オリオセタ オイルトリートメント』
などが良いでしょう。
TOKIOのオイルトリートメントは、高い抗酸化作用を持ったノーベル賞受賞成分「フラーレン」や、独自の「アウトカラミ処方」でダメージを予防する効果の高いオイルです。

サラサラしていて軽い質感が使いやすく、柑橘系の香りも人気のアイテムです。
オリオセタはオーガニックのアルガンオイルを使用したトリートメントで、エスニックかつ爽やかな香りがとても人気です。

普通毛〜剛毛におすすめのベーシックな『オリオセタオイルトリートメント』のほかに、軟毛〜普通毛用の『オリオセタオイルトリートメント ファインヘア』という商品もありますので、自分の髪質に合わせて選ぶとい良いでしょう。
これらのようなシリコン配合のトリートメントを使用する際は、頭皮につかないように注意するとともに、マイルドすぎるシャンプー剤ではなく、多少しっかり洗えるものを選ぶと良いでしょう。
おすすめの洗い流さないトリートメントについては、以下の記事でもっと詳しく紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!

【長さ別】ザラザラ髪やくせ毛を目立たなくするおすすめヘアアレンジ

ザラザラ髪やくせ毛を目立たなくするおすすめの長さ別ヘアアレンジは以下の3つです
- 【ロングヘア】お団子アレンジ
- 【ボブ、ミディアムヘア】バレッタアレンジ
- 【ショートヘア】カジュアルポニーテール
- ここからは、それぞれのアレンジ方法について紹介していきます。
【ロングヘア】お団子アレンジ
お団子ヘアは自分でも簡単に実践できて、毛先のパサつきをうまく隠せるアレンジのひとつです。
下のinstagramのように一工夫加えたお団子ヘアなら、パサついた毛先を上手に隠しつつおしゃれで可愛くスタイリングすることができます。
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アレンジ方法は投稿でも紹介されていますが、次の通りです。
- まずは高めの位置でポニーテールを作る
- 2つに割ってそれぞれ三つ編みにする
- 三つ編みを引き出して少しほぐす
- 2つの三つ編みをねじる
- ゴムに巻きつけるようにしてお団子にする
- はみ出た髪をゴムでまとめて完成
こちらのような低い位置でのスタイルも可愛いですね。
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ロングならヘアアレンジのバリエーションは豊富です。
YouTubeやInstagramでさまざまなアレンジがやり方とともに紹介されていますので、ぜひお気に入りのアレンジを探してみてください!
【ボブ、ミディアムヘア】バレッタアレンジ
髪のパサパサが気になるミディアムヘアの方におすすめなヘアアレンジは、バレッタを使って簡単に実践できるバレッタアレンジです。
まとめて捻ってバレッタで留めるだけですので、あっという間にできてしまいます。
上の投稿のように、前髪などをランダムにほぐしてあげるとより可愛いですね!
お手軽かつしっかりパサついた毛先を隠せるのでおすすめです。
【ショートヘア】カジュアルポニーテール
ショートヘアの方は少しアレンジの幅が狭まりますが、それでも実践できるアレンジはたくさんあります。
例えば、こちらの「カジュアルポニーテール」はショートヘアの方も実践できて、毛先のパサつきも隠せるオシャレなアレンジです。
(参考)絶対使える!!【ショート・ボブ向け】ヘアアレンジ6選 | toshirou mizuno
下のYouTube動画で2:37から紹介されています。
上の2つに比べると少し難しめではありますが、やってみるとそこまで難しい訳ではありません。
お出かけのときはぜひ試してみて欲しいスタイルです。

まとめ

今回は「髪の毛がザラザラ・ボコボコする原因と改善方法」について解説いたしました。ポイントをまとめてみましょう。
- 髪がザラザラする原因は「ダメージ」「ホルモンバランス」「遺伝」
- ダメージが原因なら自宅や美容室でトリートメントする
- ホルモンバランスが原因なら、頭皮マッサージや生活習慣を整える
- 遺伝が原因なら、美容室で縮毛矯正や髪質改善メニューを受ける
- スタイリングで見た目を対策する
- ヘアアレンジで隠す
原因に合わせた改善方法を実践しつつ、スタイリングやアレンジでうまく対策していくのが大切です。

